
この課題どうやってやったらいいんだろう。
うー、誰にも聞けなくてどうしたらいいか分からないよお。

ほっほっほ。カプチーノ君は真面目じゃな。
分からないことは自分で考えることも大切じゃが、今から話をしていくことも大切なのじゃ。
「聞く」ことで大きく変わることもあるかもしれんぞ。
よくベテランの先生や学年主任の先生に、「分からないことがあったら聞いてね」と言われませんか?
初めて教員になった人や経験の浅い先生は、その「分からないこと」がそもそも分からないのです。
私自身も何度も言われたことがありましたが、初めは何もかもが分からなくて、周りの先生に聞くことさえできませんでした。
そんな中、職員会議、企画委員会、〇〇研修、終礼、いろんな話が入ってきてパニック状態に・・・
分からないことを一つずつ理解していくために、聞くときのポイントをおさえましょう。
🌀「分からないことが分からない時」の聞き方
① 正直にそのまま伝える
「すみません、自分でも何が分からないのか、うまく説明できないんですが…」
「今の話を聞いていて、なんとなくモヤモヤしていて、どこが分からないのか自分でもはっきりしていないんです」
こうやって、「分からないことが分からない」状態であることを正直に伝えるのが一番です!
② 状況や気持ちを伝える
「今の説明を聞いて、途中からついていけなくなった感じです」
「最初の部分はわかったつもりなんですが、途中からこんがらがってしまって…」
自分が引っかかったタイミングや気持ちを伝えることで、相手もヒントを探しやすくなります。
③ 質問のしかたの例
状況 | 言い方の例 |
---|---|
全体的に混乱している | 「何から聞いたらいいか分からない状態なんですが、教えてもらえますか?」 |
途中から分からなくなった | 「最初は分かったつもりだったんですけど、○○あたりからついていけなくなって…」 |
質問がうまく言えない | 「自分の中で整理できてなくて、うまく質問ができないんですが…」 |
🌱 ポイント
- 「わかりたい」という気持ちを見せるのが大事!
- 恥ずかしがらずに、正直に言うと相手も親身になってくれる
- 一緒に「何が分からないか」を整理してくれる人がいたら、遠慮なく頼る
分からないことがあっても、それをちゃんと伝えられる人はすごく前向きでかっこいい!
分からないまま何もしないでいると、相手も分かっているつもりでどんどん話を進めてしまいます。また、時間が経つと聞きにくくなってしまうこともあります。大切なのは、「素直に正直に言うこと」です。わからないままにしているともっともっとわからなくなり聞きにくくなります。素直に正直に、どんどん周りの先生を頼っていきましょう!
りんごじゃむ先生
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