学校現場で勤務されている方は、一度は経験があると思います。音楽や理科、書写の授業、自治体によっては図工や体育の時間に専科の先生が授業をやってくれることがあるかもしれません。小学校では、基本的に担任の先生が多くの授業を行うので、専科の先生が授業をする時には空き時間になります。中学校で言うと、担当している教科の授業時間ではない時間帯、「空きコマ」と呼ばれる時間のことです。
私が勤務していた学校では、音楽専科の先生が配置されていたので音楽の時間になると子どもたちは音楽室に行って授業を受けていました。つまり、担任は「空きコマ」になります。もちろん、支援が必要な子や授業内容によっては補助が必要なこともあるので完全に空きコマという形にはなりませんが、空いている時間になることは事実です。そこで今回は、その時間の過ごし方について独り言のように書いていきます。
授業に参加する(全ての時間、一緒にいて指導・支援する)
私は教員時代、このように過ごしていました。音楽の授業をやっていただいているので、できるだけ自分のクラスの子達を指導したり、支援したりしていました。他の先生に授業をしてもらっている時に子ども同士のトラブルがないか、ちゃんと授業を受けているか、いろいろな不安があったので、子どもたちから目を離せない気持ちが強かった気がします。
🟠一緒に行く人
メリット:一緒に行くことで指導、支援をすることができ担当の先生に任せっきりになることがない。
全て一緒なので子供の授業規律の把握や実態把握になる。
デメリット:空き時間に自分の仕事をする時間がない。
🟠一緒に行くけど、仕事をしている人
メリット:宿題チェック、テストの丸つけ、ノートを見る、プリントを見る、連絡帳の返事を書く
などができる。また、児童に何かあった時に対応しやすい。
デメリット:児童の動きが気になり、仕事が捗らない。
一緒に行かずに自分の事務仕事をする
時間の効率がよい。仕事が捗る。自分自身の心の余裕につながる。
番外編:他のクラス、他の教科の授業を見る
意外としている人が少ないのがこれ。小学校であれば他のクラス、中学校であれば他の教科を見る。
何がいいかというと学級経営や指導法などの自分自身の成長につながる。
最後に
結果として、自分がどうしていきたいかを考えることが大事です。適当に過ごしてしまうともったいない時間になります。中には一緒に行かないとだめ!と言う先輩の先生もいます。様子を見ながらその時間を有意義に使えるとよいでしょう。
りんごじゃむ先生
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