みなさんは、「給食のおかわりルール」ありますか?
学生のみなさんはどうしたらいいか考えたことはありますか?
給食は子供たちにとって、とても楽しみな時間です。その中でもおかわりはみんな大好きです。
教員時代、こんなことがありました。
おかわりは、「おかわり時間」を作って行っていました。
基本的にひとり1品というルールで!
個数もの(魚や肉のおかず・果物・牛乳など数が数えられるもの)はじゃんけんにし、
量もの(ご飯・サラダ・スープなど)は誰でもおかわりしてよいというルールにしていました。
でもこれ…問題があるんです。その問題とは、おかわりのじゃんけんをしている間に量もののおかわりがなくなってしまい、不平不満が出たんです!
そんなに「おかわり時間」に時間を費やしたくないという思いもあり、じゃんけんが終わるのを待っていられませんでした。
すると、じゃんけんに負けた子は他のが欲しかったということが・・・
また、前の学年の時にルールができていることがあります。
おかわりのじゃんけんは苦手なものを減らした人は参加できない、
じゃんけんをした人は他のものをおかわりしてはいけないなどさまざまです。
初めて学校の先生なる人はルールがいろいろあって困ってしまうかもしれません。
こんな時、どうしたらいいか!
「子供達と一緒に考える!」
これに尽きると思います。クラスで起きていること、困ったことはクラスの問題です。隣のクラスと同じルールにする必要はありません。むしろ、教師の経験年数も異なるので、同じようにしようとすることは難しいです。教師が「このルールで!」と提示してしまっては、子どもたちは不満で納得しません。
子どもたちと問題点を共有し、解決策を一緒に考えていくことをおすすめします。そうすることで、自分ごとになり、同じようなことが起きた時に考えるきっかけとなります。自分達で解決策を考え、クラス全員がルールを納得することで、これからの学級経営にもいい雰囲気が出ます。その時に、学年の実態に応じて、解決策を教師が出してあげるのか、子どもたちに考えさせるのかのバランスが大切になります。また、意見を聞く雰囲気も大切です。一人ひとりの意見を尊重しながら、いい解決策を探していきましょう!
今回は「給食のおかわりルール」についてでした。いろんな場面で子どもたちと一緒に考えていきながら、素敵なクラスにできるといいですね。参考までに。
りんごじゃむ先生
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