【#17】学校の先生は専門職

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 学校の先生は専門職だと聞いたことありますか?私はかなりそうであると感じています。ここまで言い切る理由をお話ししたいと思います。

理由① 先生は大学卒業後、すぐになる人が多い。

 義務教育から始まり大学まで一般的にいう【学校】には22歳になるまで通います。もちろん18歳や15歳までという人もいますね。学校の先生は大学まで行き、教員免許を取ってからすぐに学校現場に行くという人はとても多いです。そのため、【学校】というものしか知らずに、教壇に立っている人がほとんどなのです。そのため、世間知らず、社会の厳しさを知らない、甘い世界で生きていると言われがちです。間違えではないと思います。でもそれは、一般企業でも同じだと思います。コンサル業はコンサル業の大変さ、プログラマーにはプログラマーにしかわからないことがある、など仕事なんて複数やることの方が少ないので、教員だけに限ったことではないと思います。次の話にもつながりますが、間違ってないと言ったのは、専門的な仕事が多すぎて他の仕事の人に理解してもらえないからです。

理由② 仕事が特殊

 お客さん、つまり対面して実際に関わる相手が【子ども】である仕事は少ないのではないのでしょうか。家庭教師や習い事の先生など子どもと関わることがあるかもしれません。そこでは求めているものが基本的に同じでお金に対する対価を求めているものです。学校は違います。子供が要求していることと保護者が要求していることが違う、クラスの中で1人1人が求めていることが違うということは当たり前です。何を求められていてなにに応えていったらいいのかわからなくなる仕事はなかなかないと思います。子供との関わり、保護者との関わり、職員との関わりなど求めてくるものが多岐に渡っていることが多忙に繋がり、専門性が高くなっているのだと思います。

理由③ 給与形態

 やはり働くという視点で大事なのが給料です。基本的に仕事はお客さんに求められたことができていたら、その対価としてお金、給料をもらうものです。そもそも何を求められているのかが1人1人違い、職員の中でも考え方が1人1人違う中で目標のない中で働いていかなければいけないことにはチームワークもできてきません。求められていることに応えて売上を上げていこう!とかお客さんのためにできることを考えて働こう!と目標が一致しにくいということがあります。そうしていくと、歳が上がっていくだけで給料が上がり、やりがいのみが仕事に対する情熱になっているのです。

最後に

少しマイナスなことばかり書いてしまいましたが、学校の先生は専門性がとても高いです。それは言い換えると魅力がたくさんあるということです。前に書いた記事にも多くの魅力があることを紹介しました。ですが、専門的で難しい点もたくさんあるのが教員という仕事です。みなさんには、無理をせず心も体も健康で子供達の前に立ってほしいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

りんごじゃむ先生


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