良くも悪くも先生たちは世話を焼くのが好きです。これは、職業病でしょうか。人を放っておくことができないということです。
私が教員時代、学級経営で悩んでいたり授業の展開の仕方で悩んでいたりしていた時に、同じ学年ではない先生がたくさん声をかけてくれることがありました。「優しい方だな」「頼りになるな」と感じていました。わからないことがたくさんありましたが、そのような助けもあり無事に1年間をやり遂げることができました。今考えてみるとなぜ声をかけてくれたのだろう、と思います。学年も違ったので仕事が直接変わるわけではないし、給料が増えるわけでもありません。ただ、「困っていそうだから」ということで助けてくれたのです。このことから、本当に感謝の気持ちでいっぱいになり、いずれ自分も困った人がいた時にに助けてあげよう!と思えるようになりました。初めて先生になった人はそんな人が見つかるといいですね。経験のある先生方は少しでも誰かの助けになることができるといいですね。
いいことばかりではないのも事実です。中にはこんな人もいます。それは【何でもかんでも文句をつけてくる人】です。これはやわらかくいうと世話焼きという言葉になると思いますが、上記のように関係ないという学年や関係性であっても一つ一つの言動に文句をつけてくる人です。ここまでくると、大きなストレスとなってしまい仕事を続けていく気がなくなってしまいます。私が勤めていた学校でも誰にでもケチをつけて、文句を言っている人がいました。もちろんその人の周りには誰も集まっていなかったです。
どちらにせよ、この仕事の良さでもあり大変さでもある「世話焼き」ということは多いように感じます。自分が信頼できる人を見つける、話ができる人を見つける、自分が嫌な世話焼きにならない、ということが大切かもしれませんね。
りんごじゃむ先生
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