【#22】学級経営、これだけ!

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新年度が始まり、悩み始めている人はいませんか?そんな人へこれだけ意識してみましょう。それは、

褒めること

 これができているかできていないかで学級経営は大きく変わってきます。これに尽きると言っても過言ではありません。褒めることは大きなことでなくていいんです。ほんの少しのことでもいいので褒めまくりましょう。そのためには、褒めることのレパートリーを増やしていくことが学級経営をうまくする1番の近道です。子供からしてみれば、認めてもらえたこと、見てもらえたこと、これに気づき褒めてあげることで肯定感や達成感に繋がります。

 何度も言いますが少しのことでいいので、認め褒めていく。このことが信頼関係につながり、指導したい時でも入っていきやすくなります。細かいことが気になり、指導したくなる気持ちはわかりますがそれを逐一言っていると信頼関係も悪くなり、指導が入りにくくなり、反発もうまれ気になることが増えてきます。この負のスパイラルができあがってしまうことが後々自分自身も子供たちも苦しめます。褒めることでがんばろうという気持ちにもなるし信頼関係もできてきて、多少の無理を言ってもできるようになってくる好循環が生まれてきます。そこでやっと、厳しめの指導をしても大丈夫な関係ができてくるのです。信頼関係ができていないのに強めの指導をすると信頼を失い、離れていくだけです。これは特に小学校高学年以上でありがちな話です。ですが、小学校中学年や低学年でも同じです。信頼関係の作り方は別の記事で解説します。

 子どもも大人と同じです。大人だって怒られるよりも褒められる方がうれしいし、やる気になっていきます。少しのことでも褒めて褒めて、これでもか!というほど褒めることが大切です。行事の準備や保護者対応、トラブル対応などの忙しさから自分に余裕がなくなると必然的に学級をしっかりしなくては!と言う気持ちになり、悪いところばかりが気になり、褒められなくなります。忙しい時こそ、心を冷静に保ち、10個褒めて1個指導する。ぐらいの気持ちで1つ指導をしたら10個褒めてあげてください。

 この記事を見てる時点で、崩壊していくことはありません。なぜなら、よくしようというあなたの思いがあるから。うまくいかなくていいんです。人と人です。担任と子供で合う合わないはあります。気持ちよく子供が学習し、大人も気持ちよく仕事ができるようにたくさん褒めていきましょう。応援しています。

りんごじゃむ先生


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