「自分の考えを貫きなさい」
みなさんは、自分の学校の定時(出勤時刻、退勤時刻)がわかっていますか?私が定時が何時何分なのかを知ったのは3年が過ぎた頃でした。今回は、エピソードを添えて話します。
退勤時刻
「あれ?今日早いね、デートかな?笑」退勤しようとした時に、あるベテランから言われた一言です。時はすでに17時半、退勤時刻が16時半なのですでに1時間の残業をしているはずです。そんなことはきっと考えもせず、悪気なく言っているような言い方でした。私は正直「え?おかしくない?」と思ってしまい、「あー。まさか!」と一言だけ言い、学校を後にしました。今思うと、かなりドライな対応だったと思います。
私は「定時は帰る時間」ということで考えてきたのにそのベテランは「定時はあってないようなもの」という考え方でした。中には18時ごろ「今からだ!」と言わんばかりにやる気満々の顔になっている現場の人もいます。この考え方があるからこそ、まだまだ学校現場は変わらないなぁと感じてしまいます。決して、悪気はないんです。ですが、現場はまだまだ定時に帰ることができないことが「当たり前」なのです。
出勤時刻
上の退勤時刻の1件に似ていますが、出勤時刻のことでも「あれ?」と感じたことがあります。早めに行って仕事をしよう!と思い、朝7時に学校に行った時、50代のベテラン先生が5人いたうちの4人が出勤していました。すでに、「あれ?」と感じたのですが、そのうちの1人と偶然、職員室で挨拶をすると「最近の若い子はねー、全然早く来ないものね、りんごじゃむさんくらいよ」と直接ではないですが苦言を呈されたことがあります。たまたま、早く行った日だったのでよかったですが、違う日だったらと思うと怖いですね。後々聞いてみると、その方は「子供が登校するより前に来るのは当たり前」「主任よりも前に来て、湯を沸かすべきよ」「早く来て、先輩の机の上を綺麗にするべきよ」などと話をしていたようです。
最後に
出退勤の時刻、みなさんもいろいろ感じたことあるのではないでしょうか。私が勤務している時は、上記のようなことが日常茶飯事でした。はじめに、「自分の考えを貫きなさい」とお伝えしたのはどんなことを言われようとこれからの時代を作っていくのは若い世代だからです。若い世代の考え方というのは少なからず、これからの糧になるのです。今までの積み重ねがあるから、ベテランに否定されることもあるでしょう。ですが、めげずにやっていくことでついてきてくれる人は必ずいるはずです。ブレずに頑張りましょう。みなさんの活躍を応援しています。
りんごじゃむ先生
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