仕事として責任をもつことは大切ですが、偉そうにしてはいけません。
責任がついてくる役割を任されるとだんだん、指示することが増えてきます。そうなると、少しずつ慢心して偉そうな言動、行動になってしまうこともあります。みなさんは、そうなっていませんか?役割別に気をつけることをお伝えします。
①教務主任
言わずもがな、えらいと思われやすい主任です。校長、教頭、学校によっては副校長、主幹教諭等の管理職と同様だと思われている人もいるかもしれません。
様々な行事の日程調整、研修の調整、若い先生の指導など数えきれないほどの様々な仕事があって大変ですね。
教務主任の先生は、言葉遣いに気をつけることが大切です。
②学年主任
1番身近なものではないでしょうか。何かを相談するときはまず学年主任、わからないことがあったらまず学年主任など頼る、頼られる機会が多い主任ですね。
もちろん、偉そうにすることは御法度ですが頼りにしていることもたくさんあるので、適度なリードをしていくこと、クラス数が少ないと特に難しいですが、気を配ってあげることも大事になってきますね。
③生徒指導主任
学校全体を見ることが多い主任です。なにか児童、生徒でトラブルや問題があったときなどに対応するので、とても忙しい主任ですね。生徒指導主任は子供達の中でも一目置かれる存在、「こわい」と思われることも多いようで…えらいと思われがちです。
厳しくするところと優しくするところのメリハリをつけることが大切です。同僚の先生たちからも距離を置かれてしまうこともあるみたいなので、笑顔を忘れずに。
④研究主任
学校では研究と言って、授業や生徒指導、特別活動においてよりよくしていくために主題を決めて検証していくものがあります。その研究を中心になってやっていくのが研究主任です。勢いのある若い世代がやることも多いので、大変な人もいるようです。
今まで上に立つということをしていない人も多く経験するので、無意識に優越感に包まれてしまい、偉そうになるということがあります。「中心でやっている」だけであって、研究は学校全体でやっています。謙虚な姿勢が大切ですね。
最後に
主任は大変なことが多いです。自分の気持ちの中に少しでも優越感があると、偉そうな言葉、態度が見え隠れします。頑張ったと自分を讃えることは大事ですが、言葉や態度には十分に気をつけましょう。良いことも悪いこともこれからの仕事に影響してきます。みなさんの心と体の健康を祈っています。いい環境で仕事ができるように応援しています。
りんごじゃむ先生
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