学校での子供の様子を端的に伝えよう。
保護者面談は、初任の先生は「なにを話したらいいんだろう」ベテランの先生でも「どんな保護者かな」と少なからず緊張しますよね。
自治体によって違いますが、大体夏休み前(夏休みの初め)に10〜15分程度の面談が設けられていることでしょう。
どんなことを気をつければいいのか解説します。
①学習面を客観的に見ておこう
得意なこと、苦手なこと、課題となっていることを客観的に伝えていくことが大切です。担任の感情が入ると違う印象でとられることがあるからです。
全てを伝えることは難しいので、これだけは伝えようということを決めておくといいですね。
②生活面、友達関係をよく見ておこう
こちらを気にする保護者の方が多い印象です。「忘れ物しないでやってるかな」「授業ちゃんと聞いてるかな」「友達はいるのかな」と心配している方が多いです。それを解決してあげるように話をしてあげると安心されます。
その中で、課題となる面もあればしっかりと伝えてあげましょう。
③10〜15分の流れを作ろう
ざっくりでいいので、どんな話をしようかという流れを作りましょう。私が行なっていた面談の流れを書いておきます。
- 挨拶(軽く天気の話でもできると◎)
- 学校での様子(学習面)
- 学校での様子(生活面、友達関係)
- 家で困っていること
この流れの中で子供に応じて学習面を多くするのか、生活面を多くするのか、友達関係を多くするのか決めて話をすれば10〜15分はすぐにすぎてしまいます。
私の感覚では意外と家で困っていることを多めに聞くと、話をしてくださる保護者の方が多かった印象です。
「何か困っていることありますか。」と聞くだけでもたくさん話をしてくれますよ。
最後に
子供1人1人をよく見ておくことが大切です。普段生活している中で、頑張っている一面、苦手としている一面、人間関係など早めにしっかりを見直しておくと良いでしょう。夏休み前は多少、授業にも余裕が出てくる時期です。このタイミングで成績の整理や子供の生活面を意識して見るなどしておくと、保護者面談につながっていきます。さらには、通知表作成にもつながるのでよく見ていきましょう。
みなさんの活躍を祈っています。
りんごじゃむ先生
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