
カプチーノ君
学校の先生っていろいろあるなぁ。
どうやって決めたらいいんだろう。

豆教授
カプチーノ君、とても大切なことに悩んでいるね。
決める前にどんな職種があるのか、見ていこう。
一言で教員といっても、みなさんが関わってきた教員の他にも様々な分野の教員がいます。
1. 学校教育の教員
(1)初等・中等教育の教員
- 幼稚園教諭:幼稚園で3歳〜5歳の幼児を教育・保育する。
- 小学校教諭:小学校(1年生〜6年生)で全教科を教える(基本的に担任制)。
- 中学校教諭:中学校(1年生〜3年生)で担当教科を教える(教科担任制)。
- 高等学校教諭:高校(1年生〜3年生)で専門性の高い教科を担当。
(2)特別支援教育の教員
- 特別支援学校教諭:障害のある児童・生徒を対象に特別な教育を行う。
(3)専修・実習担当の教員
- 養護教諭(保健室の先生):児童・生徒の健康管理や応急処置を担当。
- 実習助手:技術科・家庭科・理科などの実習を支援する教員。
2. 大学・専門学校の教員
- 教授:大学の最高位の教員。研究と教育の両方を担う。
- 准教授:教授に次ぐ立場で、研究と教育を担当。
- 講師:大学で講義を担当する教員。専任と非常勤がある。
- 助教:准教授・教授の補佐をしながら教育・研究を行う。
3. その他の教員
- 非常勤講師:小学校~大学まで、特定の科目のみ担当する講師。
- 企業内講師・社内研修講師:企業で社員向けの研修・教育を行う。
- 塾・予備校講師:進学塾・予備校で授業を行う。
- オンライン講師:インターネットを通じて教育を提供する講師。
どの教員も、それぞれの役割に応じた専門知識と教育スキルが求められます。
人に教えると言っても、たくさんの種類があります。今回は主に学校現場での職種についてまとめましたが、学校現場以外にも「教える」という仕事はたくさんあります。皆さんはどの教員になりたいですか?
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